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2003.12.27

運転中の「携帯」に罰金 道交法改正案を国会提出へ

asahi.com : 社会

運転中の「携帯」に罰金 道交法改正案を国会提出へ

昨日ですね、車を運転してたんですよ。そしたらですね。信号待ちしてると前に止まっていたバイクが電話をはじめたですよ。
おまけに信号が青になると、あごに電話挟んだまま走り始めたですよ。よたよたと。若いねぇちゃんでしたよ。

かんべんしてよ、そういう運転
たのむから俺を巻き添えに事故るのはやめてくれ。

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終戦のローレライ

上巻を読み終わりましたでございます。

しかしなんか2ページ毎に眠くなるので、何度昼寝したろうか?
なかなか面白いですね。今年中に読み終えられそう。

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日本メーカーが対人地雷除去車の開発推進

MAINICHI Interactive photoジャーナル

日本にない輸出型産業、それが軍需産業。(といいつつ本当は産業用や民生用の生産物が軍用に転用されているわけだが)

ということで復興産業。これはいいかも。しかしどこでテストするんだ?

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郵政公社、来年度から成果主義導入で基本合意

NIKKEI NET:経済 ニュース

まるで、共産主義から資本主義経済へ移行したみたいな話じゃないですか?
そらやった分を評価してもらって、その分給料増えないんだったら効率あがらんわなぁ。

こういう話も民営化しないとないわけなんだろうか?まったく。

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ソフトバンク、第3世代携帯電話の実験免許を取得

asahi.com : 経済

まぁ当然、IP携帯電話の流れに向かって動くわけですね。必然ですね。

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2003.12.26

News:バイオ505エクストリーム「基板開発物語」

News:バイオ505エクストリーム「基板開発物語」

凄いですね。ビルドアップ基板ただ使うってわけじゃなくて、リファレンスからマージン剥ぎ取って部品減らすんだと。
やはり冷却がキー技術になっているのですね。まぁ日本が強い分野としてノートPCはまだまだいけるんじゃないかな、とか希望的観測。

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NIKKEI NET:自衛隊イラク派遣 ニュース

NIKKEI NET:自衛隊イラク派遣 ニュース
(12/26)航空自衛隊先遣隊、クウェートに向け出発

まぁ結構遅かったと思いますが、やらないよりはやったほうがよい。しかし世間では自衛隊は戦争に行くことになっているのには驚く。
テロを討伐に行くとか????誰がそんなこと言ったの?正解は復興支援に行くということで。

例えば「航空自衛隊だと人と同時に武器も運んだりしたりして、テロ討伐支援と捉えられかねない」要するに
「テロ討伐と捉えられかねないのに何故送るのだ?」というのが論点なのに、なぜかマスコミでは「テロ討伐にいくのは駄目だ!憲法違反だ」という論点にすりかわっている。

しかし自衛隊員が怪我でもしたら、鬼の首とったように小泉総理を責めるんだろうな。危険だから自衛隊がいくんだっちゅうの。
(1)なにもしない
(2)金だけ出す
(3)誰か送り込む
まぁ国際社会でやっていくためには(3)でしょう。で、誰が行く?

(1)建設土木会社社員
(2)インフラのセールスマンと据付係
(3)自衛隊

(3)でしょう。危ないんだもん。自衛隊員が死んだら?死ぬこともあるかもしれない。そういう職務でしょう。軍人というのは。
私は軍人じゃない。だからいかなくてよい。平和になったら?(2)の立場でいくこともあるかもしれない。平和だったらいくでしょう。
危ないから(3)でしょう。私が自衛隊員だったら?わからないが、失業したくなかったら行くでしょう。

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NECが子育て支援、1人生まれたら最高60万円

NIKKEI NET:企業 ニュース

まぁ少子化対策への企業側からのひとつの解答ということなんでしょうけど、60万円+医療費控除+出産一時金で、金銭的には結構助かる。

ただ専業主婦のほうが多かったりしたら嫌だな。どうなんでしょうね?

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2003.12.25

Linux搭載ザウルス健闘?

'03上半期PDA出荷は前年比2割減 個人向けの落ち込みが深刻http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031225-00000012-zdn-sci

MicrosoftのOS搭載機が50%、Palmが30%、Linuxが17%だって。PalmはほとんどSONYだろうし、LinuxはZaurusなんだろうな。

まぁ予想以上にLinux搭載Zaurusが健闘していると思う。残りの3%の半分以上がMI搭載Zaurusだと思うので。

やっぱ今後はパケット通信とか搭載して伸ばすのがよいでしょう。月2000円のbitWarp PDAに対応したSL-C860なんか魅力的かな。

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FCOMEDYで検索したら

なぜか本家FCOMEDYではなく、傍見さんのところのBLOGがトップでヒットした。

FCOMELOG
なんてのもあるし。びっくり。

NIFTYのフォーラムがBLOG空間に再興?

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WPC ARENA / 知っておきたい!地上デジタル放送の新常識

WPC ARENA / 知っておきたい!地上デジタル放送の新常識

最近考察したのだが、以下のような事で日本のメーカーが儲かる。
(1)アジア地域で生産しているTV受像機では受信不可能となり、海外メーカーを市場から排斥できる。
(2)ハードは海外でつくり(主要部品は国内産)、デジタル対応のソフト部分を入れて、国内メーカーのブランドで売ることで高い値付けが可能となり、利益率が確保できる。
(3)ビデオやHDD、DVDレコーダーも、I-EPG録画可能な機種へと買い換え需要が喚起できる。(当然国内メーカーブランド品のみ)
(4)画質がよくなるので、大画面TVへの買い替え需要を喚起しやすい。(大画面TVでは先行している)

デジタルBSと違い、今回は既存のアナログ放送が終了してしまうという点にこの革命のポイントがある。
ということで、起死回生の戦略と言えるのだ。がんばれ日本。

しかし受信可能地域が狭いし、まだよくわかりませんねぇ。

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こんな運動しなくても…余分な脂肪をカット 東大G発見

asahi.com : サイエンス

asahi.com : サイエンスより。

なんと薬で脂肪燃焼?
筋肉のもつ基礎代謝機能を強化するってことだと思いますけど、日ごろ筋トレにせいを出している身としては、なかなか気になる。

まぁいつ実用化されるかわからないけど、いよいよダイエットも新時代突入か。副作用がないことを祈りますねぇ。

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無線パケット通信モジュール「DoPaユビキタスモジュール」の開発を開始

ニュースリリース

いままでPHSのみだった広域無線パケットサービスに携帯の帯域がつかえるものが登場。PHSだと移動体は難しかったわけで、DOPAならたしかに大丈夫ではあるだろう。しかしこれで運行管理されると営業のセールスマンさんとかは息抜きができなくなりそうですな。

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三菱化学メディア、容量30GBの5インチ光メディア

三菱化学メディア、容量30GBの5インチ光メディア
SONYのブルーレイとは違う新たなDVDより大容量なメディアらしいです。

DVDって結構きわどい容量なんですよね。画質的に8Mbpsくらいのビットレートを使うと、1時間も録画できません。
352 x 480とかに落として4Mbpsで2時間くらいでなんとか映画一本を一枚に焼けるという具合。

画素的にはSVHSより画質悪いって事になりますが、それじゃ納得いきませんよね。

30GBなら...8Mbpsで8時間くらいいけるか。まぁでも所詮30GB。やはりHDDレコーダーの大容量のものが流行するわけです。

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2003.12.24

【新型トヨタ『クラウン』発表】ターボは? ハイブリッドは?

 レスポンス | Response. 【新型トヨタ『クラウン』発表】ターボは? ハイブリッドは?

クラウンがモデルチェンジされました。親戚のおじさんが以前乗っていて、初めて乗せてもらったときに、エアコンのルーバーが左右に自動でスイングするのに感動して以来、クラウンは気になる存在です。(笑)

FRでV6というのはトヨタ初だったと思います。セドグロに始まりスカイライン、そしてクラウンまで。まぁ直6の時代は終わったのか。
いまやマークII系列だけかな?

先代はマイルドハイブリッドを搭載したラインナップも揃えましたが、とりあえず感の強いものでした。今回はどうなるんでしょうね?4気筒エンジンとTHSを積むスペースは
あるんだろうけど、FRだしなぁ。


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ICタグ付き大根を披露 総務相、異例の実演

Yahoo!ニュース - 経済総合 - 共同通信
そういえば、2Dバーコードって凄く優れものなんですよね。冗長構成をとっているので誤認識率が凄く低いという。
で、2Dバーコードよりも凄いのがICタグ。

まぁSFドラマでダークエンジェルってのがありましたが、あれは首の後ろに一次元バーコードが刺青で入っていました。

まさに時代遅れですね。でも電磁テロでICバーコードは死ぬのかな?だとしたら信頼性が高いともいうが。

一個1円になったら結構利用されるでしょう>ICバーコード

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西尾 維新 『きみとぼくの壊れた世界

久しぶりに学園ものを読んだ。ただし結構変なストーリーと登場人物
シスコンの主人公、ブラコンの妹、対人恐怖症で保健室に登校する女生徒、などなど。
あと名前が凄く変ですね。病院坂黒猫とか。

はじめて読む作家だったが、結構読みやすくて面白かった。ミステリとしての体裁を必要としないくらい学園ものとして読めた。ちょっと毒もあるし、まぁ高校生ってこんなだよなぁと久しぶりに遠い目をしてしまいました。

評価:★★★

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2003.12.23

クリスマス

まぁあれです。脹脛の肉離れということで、2、3日身動き取れない。ということは、クリスマスは家族と過ごす(必然的に)

うーん。いいのか。

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WWE アルマゲドン

SKY PerfecTV! - World Wrestling Entertainment

GB vs HHH vs ケインだってさ。なかなか凄そう。
まぁRAW組だと1対1よりも、この手のカードのほうが展開が作りやすくていいかも。GB対HHHだと、ワンパターンだろうし

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ルノー会長「2010年以降、米市場再参入を

ルノー日産はトヨタのTHSを使うって事なのかな?

日産は過去100台だけ日立の電装系載せたティーノハイブリッドを発売。
ゴーンさんの指令により開発中断中。

トヨタはGMと提携したし、他へも技術供与するだろう。

トヨタの慧眼恐るべし。ってとこですか?

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マトリックス レボリューションズ

マトリックス レボリューションズを観ました。

なんか最後のほうで上映事故が発生して、10分くらい中断して、どうも上映続行不可能。払い戻しとのアナウンスの後、なんとか復旧して最後まで観れたということで、感動しました。

なんか巷には悪い評価が多いんですが、感動してしまったものはしょうがない。

しかしあれですな、あの後どうするんだろう?ってあたりが不明なまま終わっているので、基本はアクションシーンを見せる映画だったという事なんだろうなぁと思いました。


評価:★★★★

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怪我

またまた肉離れやっちゃいました。
ジムで足を踏ん張ったらパチンと。

とりあえずアイシングして帰宅、安静中。今日明日はアイシングだ。

ということで年内は会社に行かなくてもよい、と書くとハッピーですが、正直行けません。

なんとも


評価:0

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忘年会

FADV関西で仲良しだった本読みの人々(もしくは小太郎さんと愉快な仲間たち?)忘年会ありました。

借りた本:ボストン、沈黙の街  from みかげさん
借りた本:終戦のローレライ   from みかげさん

いやはや皆さんてんてこ舞いだそうで、やつれ気味?

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ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 スペシャル・エクステンデッド・エディション

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 のスペシャルエクステンデッド版。要はディレクターズカットで、未公開シーンが40分ばかし入っている。

だいたい20年くらい前に原作に夢中だったのが、映像として観てみると、なんとも感動してしまう。たしかストーリー構成は映画としての体裁を整えるために、そうとう変わっているはず。

まぁ僕は許せる範囲だと思いますけどね。

さてSEE版ではゴンドールの人たちが詳しく描かれたり、ホビットさん達も能弁になったりと、やはり正規版は舌足らずだったのねと感じることしきり。まぁ王の帰還のSEEが出た後にスーパーSEE版とか、フル再編集版とか出たら...買ってやろうじゃないの。

評価:★★★★★

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宮部みゆき『誰か

俗に言う逆玉のお父さんが、義父の頼みで、自転車にはねられて亡くなった運転手の遺族の願いを聞いて、犯人さがしをするというような内容。と書けば、それだけなんだけどね。最近の宮部みゆきにしては、むやみに長いわけでもなくプロットも適度に練れていて好感度が高い作品。とはいえ代表作とかそういうのではないな。まぁあと気がついた点と言えば、主人公が中年のおじさんというのは珍しいように思うのでした。

評価:★★★

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ネルソン・デミル『アップ・カントリー

 強力な作品だ。この作品に登場する人物は、まぁ言ってみれば組織の中で生きてきたスペンサー。軽口をたたき、有能でタフだ。そしてストーリーはベトナム戦争時代の殺人事件の真相を追って、北ベトナムに旅行者を装って潜入するというスパイもの。ガイドの女性は美所ということで、007もかくやのエスピオナージュものだ。

 将軍の娘の事件のあと軍務を退いた陸軍犯罪捜査官ポール・ブレナーが、元上司のカール・ヘルマンに呼び出された。民間人の身分でベトナムに向かい、ベトナム戦争時代のある殺人事件の真相を確認してきてほしいという依頼だ。ただし決してベトナム当局に目的をさとられてはならないという。そしてベトナムに向かった彼を待ち受けていたのは、2度にわたるベトナム従軍の記憶と、公安当局のマーク、案内役の美女、そして現代のベトナムだった。大混乱のなか任務を追行しようとする彼の行く手に待っていた事件の結末とは..

 基本的には作者の記憶と取材の時の情景が、かなりしつこく続く。まぁそれが結構贖罪だったり、ノスタルジーだったり、冒険だったりと、飽きはしない程度にまとめている。

 身近な人から戦争の体験談を聞くという、そういう経験は日本人では難しくなってきたと思うが、その作品はそういう不思議な体験をさせてくれる本でもある。結構長いがお薦め

評価:★★★★★

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横山 秀夫『クライマーズ・ハイ

 まぁ分類するとすれば記者ものといえよう。群馬県のローカル新聞者の記者が主人公。地方新聞というのは、共同通信の記事プラス地元記事という構成で、地元の有名人とか、地元のアマチュアスポーツの結果でローカル需要をつかみ、効率のよい広告手段として営業がなりたっているものらしい。まぁ群馬県というと、あまり事件が起きなさそうな印象はある。で、この本は登山ものかと思いきや、かつての知人の息子さんと、一緒にロッククライミングに挑む中年の新聞記者が、過去を振り返るという筋立てなのだ。で、ほとんどは過去の回想シーンである。その事件というのは、雄鷹山に墜落したJAL123便の記事なのだ。まぁなかなか極限の取材活動のシーンが綴られていくんだが、その中でマスコミ人としての闘いが垣間見れて、人生築いているよなぁと思うような仕事っぷりが描き出されていた。

 クライマーズ・ハイというのは、登山中に高揚感から恐怖が薄れ、どんどん危険なシチュエーションへ突き進んでいって、はたと我に返った時に、身動き取れなくなっちゃう危険をはらんだ状態を言っていて、それはJALの事故でわきめも振らぬ一心腐乱の取材活動の暗喩なのだろう。まぁそういうことで、記者物語というかワーカホリックサラリーマン小説なんですな。そういう意味では家族と会話がないとか、友達が過労で倒れたとか、いろいろと元々の構成を伺わせるものがある。ただしやっぱりJALの事故が圧倒的な存在感を持っているので、そうまでサラリーマン小説なわけでもないかな。中間管理職小説という面は強かったけど。

 基本的には「半落ち」よりは一般うけすると思う。あと「沈まぬ太陽」も事前知識として読んでおくと面白いかな

評価:★★★★

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横山秀夫『動機

 短編の名手という表現がぴったり。登場人物の心の揺れというのが、実に細かく描かれている。たとえば『逆転の夏』これは10年以上の刑期を務めて出所後葬儀社で働いている男の話。まさにはずみで殺人を犯した彼だが、本当は被害者の女性にも責任はあったと思っている。そんな彼のところに、匿名で殺人を依頼する電話があった。銀行にはお金が振り込まれる。それも大金。別れた元女房に罪滅ぼしと思って送金している彼だが、はじめはかかわらないようにしようと思っていたのが、だんだんゆらいできてという展開。最後のクライマックスまでの高まり方が見事。

 「ネタ元」これは地方新聞の女性記者が主人公。地元で起きた殺人事件のスクープ記事をものにしようと毎日死に物狂いで働いている。そんな時、ライバル新聞社から引き抜きがあった。彼女には、過去に何度か他社を出し抜く情報を得られたネタ元があった。今回もそのネタ元にかけて情報を得てスクープをしかけたい。社内には次期編集長をまかせようかなどと自分を認めてくれる人が現れる。引き抜きも気になる。29才の独身女性記者の揺れる心を見事に描いていると思う。

 まぁそんな感じで度肝を抜かれております。クライマーズハイも楽しみ

評価:★★★★

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秋月達郎『マルタの碑

 第一次大戦中、連合国の求めに応じ、日本海軍は駆逐艦を地中海に派遣していた話。Uボートと戦う駆逐艦隊の戦いと、乗組員達の地中海での生き様や恋愛などを描いてあって、どちらかというと戦闘シーンよりは人間ドラマ。まぁはっきり言って、戦時下の恋愛人それぞれといった話なんですな。基本的に気持ちがいいなと思うのは、当時の日本が世界の一流国の仲間入りをしようと、一糸乱れぬがんばりぶりを見せるあたりですか。ワールドカップに日本が仲間入りして、フランスとかでゴミを拾って帰るみたいな現象があったけど、基本的に日本人は外国の人の目を意識する国民性があるんだと思います。いまでもやっぱそういう所ありますよね。

 はっきり言って文章がうまいので、安心して読めました。ちょっと最後のほうは散漫だったような気もするが、まぁそれもご愛嬌ということで。しかし昔の日本人が結構親近感をもって読めたのは初めての体験だったので、ちょっとよかった。司馬遼太郎なんかだと昔と今の日本人はちょっと違う風ですのでね。

評価:★★★★★

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横山秀夫『半落ち

 確かに謎の答えはやや弱かったと思いますね。でもこの本は刑事やら検事やら弁護士やらの、人間くささや仕事人としてのイケッぷりによさがあると思いましたな。ヒューマンドラマなんだろう。たぶん。そこにたいするアプローチとして宮部みゆきは既婚女性の働くおっかさん刑事を用意したんだろう。それに対してこの本では、まったく「落としのなんとか」とか実に太陽にほえてしまいそうな面々で構成された登場人物達で実際宮部みゆき以上のヒューマンドラマにしてしまう。そこらへんが異常に凄い。まぁお勧めできる作品です。

評価:★★★★

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リドリー・ピアスン『炎の記憶

 放火もの。うーん、そういうくくりで捕らえると本質を見失うな。なかなか面白かったのです。シアトルで謎の放火殺人事件が起きる。

(1)コンクリートが青く変色しちゃうくらい異常に高温の火事。完全に家屋が消失。遺体もほとんど残らない。このような火災の原因は何なのか?

(2)主人公の一人の少年が、占い師の家でバイト中に出会った、「○月○日は俺にとっていい日かどうか」を教えろとやってきた、手が3本の指がひっついた火傷を負った男は何者なのか?

(3)事件の捜査を担当していた火災調査官の手元に謎の予告の手紙が送られていた事がわかったが、何故彼のもとに事件を予告する手紙が届くのか?

などという、それとなく臭う情報が見事に終盤クロスして、事件は怒涛の展開を見せる。まぁ終盤の崖っぷちにたった捜査員の面々の活躍は、なかなかノンストップミステリを標榜するだけの事はありました。

 結構面白かった理由としては、虐待を受けている少年が、見事にドジりながら犯人を追跡する、少年ものである。主人公の刑事は家庭を顧みないことを後ろめたくおもっているが、途中で本当に家族の崩壊という危機に直面し、とにかくもがくが空回りしちゃう現代のファミリーものである。放火予告の手紙とか、主任捜査官の刑事がTVに出ちゃって狙われちゃったりとか、劇場型犯罪である。などの見所が満載。とにかく設定の緻密さに目を奪われてしまいました。臨場感が凄いですね。リドリー・ピアスン、なかなか気になる作家になってしまいました。

評価:★★★★

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ダン・ローズ『ティモレオン

 イタリアに、コウクロフトという引退したTV作家の爺さんがいて、彼が飼っている犬の名がティモレオン。で、若い男と同棲を始めたあたりで、そのツバメ君とティモレオンが反りが合わず、俺を取るか犬を取るかと言われて、思わず犬を捨ててしまった爺さん。で、犬がさまよいながら家に帰るまでを描いた内容かな。なんかまぁ所謂現代的ってやつですよこれは。でもまぁ写真みたいな感じで現実の片隅を切り取ったような雰囲気は、なかなかよいような。

評価:★★★

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野尻抱介 『太陽の簒奪者

 ファーストコンタクトものですね。なかなかよかったです。水星の日食の時に発見された、水星表面に突如として出現した突起物。それは水星から太陽を巡る軌道に向けたマスドライヴァーだった。やがて太陽の周りに、巨大なリングが出現。地球は氷河期に向かう寒冷現象が。一切交信ができない異星人とのファーストコンタクトをめざす人類だが、やがてリングを破壊するミッションを帯びた国連軍の宇宙戦艦が建造され、太陽へと向かうのであった。

 この作者人間はさっぱりかけませんが(エロシーンが描けない。かなり人間関係の希薄な人で、潔癖症なのか、わざとストイックにしてるのか不明なんですが)なかなかセンス・オブ・ワンダーを感じました。よいです。はっきり言って最近読んだSFでもっとも古典に近いストレートなタッチでわくわくさせられました。でもなんかストーリーに違和感を感じてしまうのですね。そうまでしてファーストコンタクトものという枠に拘るのかと。ちょっともったいない気がしました。

 ちなみに作者と面識がありますが、ぶすっとした方でした。悪い人ではございません。FSCIというNIFTYのフォーラムのオフで会ったのだったかな。FSCIのメンバーを作品に登場させたりしてくれていまして、なんか楽しかったのでした。私も私の逸話をベースにした登場人物が出ていたことがありましたっけ

評価:★★★★★

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伊坂幸太郎 『オーデュボンの祈り

 設定が渋い。伊達政宗の頃から鎖国を続けていた島があって、主人公は脱落したサラリーマンだったのが、ある日突然気がついたらその島にいる自分に気づく。その島には喋るカカシがいて、あまつさえそのカカシは予言をするという。で、島では殺人事件なんてのがあっても、カカシが犯人の名を告げるので事件が成立しないというわけのわからない設定。で、その島で起きたのは、そのカカシが殺されるという事件だった。まぁある意味ファンタジー世界を現代と並存させる手段の一つなんでしょうな。

 いちおう人生に前向きになるような話なのがいい。重力ピエロの作者らしい作品ですな。そいういう目で見ると、陽気なギャングが地球を回すなんてのが異端なんだなと気づかされる。まぁ日本らしいファンタジーなのがよいです。

評価:★★★★★

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