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2004.04.18

『 ローマ人の物語〈11〉―終わりの始まり』

Amazon.co.jp: 本: ローマ人の物語〈11〉―終わりの始まり

ようやく読みました。この本では五賢帝時代の最後をかざる、マルクス・アウレリウスと、その後を受けた、こちらは史上なだかい駄目皇帝のコモドゥスの話。
この時代こそ映画『グラディエイター』の時代ということで、どんだけ映画って作りが入っていたのかってあたりに興味があったが、そういう視点もあるにはあるが、どちらかというと、カエサルが築いたローマ帝国の版図がゆらぎつつある時代ということで、アウレリウスの苦闘が続く話であった。

まぁ平和な時代と戦争の時代というのはそれなりに交互に来るわけで、そういう中での軍人の台頭を予感させる内容だった。経済がうまくいっていて平和な時代というと軍人が実力を失っていくわけで、その後に突如として戦争がはじまると、実力のある軍人が台頭していくわけだ。

ということで、実力主義の時代というのは平和の後の危機の時に来るわけである。

現代のアメリカによる世界制覇のあと、平和の時代がしばらく来るのか、それとも誰かがアメリカのコンペティターとして名乗りをあげるのか。歴史によれば、やはり平和ボケの期間が必要ということか。今が平和なのか戦乱の時代なのかはわからないが、ブッシュはすくなくとも駄目な指導者にしか見えない。

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