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2004.05.02

東山 彰良『逃亡作法』

『逃亡作法(宝島社文庫)』オンライン書店bk1

頭の中に無線でコントロールされたチップを埋め込まれ、反逆や脱走した場合、眼球が飛び出すという仕組みで統制された囚人が農業を支えるという近未来の日本。

主人公の囚人ツバメは、微妙な力関係をうまくコントロールしながら収監生活を送る古強者。ある日、祝日毎に幼女を誘拐殺戮したという連続殺人犯、川原が入所してきた。それに起因して巻き起こる刑務所テロと、大脱走事件。ツバメ達は捜査と全国一斉無線発信を逃れ、生き延びることができるか?ってことで、なかなかに面白かった。

ただし前半部分はややかったるいので、1/3を読んでから、最初から読み直して、それで乗れたので、普通では駄作と感じるかもしれない。なぜならこの作者、どうも時間の隔たり感を出すのが凄く下手なのだなぁ。

まぁそれはさておき国外逃亡資金を得るために囚人同士が争う逃亡資金強奪戦や、川原を殺しに立ち上がった被害者の親達の追跡戦などで盛り上がる。

なんでこんなに気に入ったかというと、この作者エルモア・レナードファンらしい。ということで、僕にはうってつけな作品でしたね。満点ではないが、結構楽しめた。

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