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2004.06.27

横山 秀夫『臨場』

『臨場』オンライン書店bk1

いやぁ凄いね。絵になるし、深い。サラリーマン小説と呼ばれる一群の作品があるけども、それぞれに組織の中の群像を描き出す手腕や技術は異なっている。その中で横山秀夫はフェイバリットNo.1っすね。よすぎです。

例のごとく連作短編集ですが、今回は終身検死官の異名をとる老刑事がびしっと、びしっと、仏さんに挑む。というか臨場するんですな。最近のフリーターの人達はどう思っているのかしらんが、組織の一員であるという事は、そんなに個性がなくなったり自分らしさがなくなったりするもんじゃないよって、でーんと、でーんと、いや、さらりと描き出してくれています。

いいなぁ。藤沢周平の一井の人感覚を、鋭い切れ味をちょっとオブラートで包んで、素揚げにして見せてくれる名料理人  あ、誉めすぎですな

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タイトル:臨場 著者  :横山秀夫 出版社 :光文社 読書期間:2004/11/16 - 2004/11/17 お勧め度:★★★ [ Amazon... [続きを読む]

受信: 2004.11.24 16:04

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