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2006.01.05

橋本 治 乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない 集英社新書

リンク: Amazon.co.jp:乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない集英社新書: 本.

橋本治はあいかわらず自分は天才だ風に格好のよいことを言うわけだが、そんな橋本 治が大好きだ。

ということで、バブル崩壊からの日本というのを、ある角度から綺麗に分析してのけてくれている。橋本 治の書いた文章で、納得のいかなかったことは覚える限りないので、そういう意味でマジシャンだなぁと思う。

ということはつまり洗脳がうまいわけだ。洗脳とまではいかなくて、読者をその気分にさせる技術というか。

たしかにそうだなぁと思ったことをいくつか。

・男は会社に生きがいを見出さざるを得なくなったのが現代だ。
・今の日本が昔と違ってしまったのは「我慢」する能力で説明できたりする。
・勝ち組というのは自分はどうしたらよいかわからない人が必要にかられて産み出したもので、決して勝ち組といわれる人達は自分で名乗ったわけではない。
・要するにどうしたらよいかわからないが、欲望と我慢という観点で需要をどうさばくかが問われている。

なかなか深くて面白い。橋本治の文章で深みを感じなかったことがあったろうか?(いやない)

なにやら三部作だったらしいので、他の本も探してみることにする。

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