« 土肥 志穂 人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか | トップページ | 新堂 冬樹 毒蟲vs.溝鼠 »

2006.07.08

伊坂 幸太郎  魔王

ファシズムってなぁにかなというような物語。

自分が もつ不思議な力に気がついて、それをどう使うかというような超能力ものでもある。最近あまり読まないパターン。だって古くさいんだもんね。宮部みゆきあたりで放火能力のある娘のストーリーがあったかどうか、くらいか。

伊坂幸太郎って色んな顔をもった作家だなと感じた一冊でした。いちおう社会的メッセージがある本で、政治とか自分たちの生活と社会の結びつきとかに鈍感な若者という流れで、それに対してファシストに好きにやられちゃっても文句は言えないんじゃないの的な危機感をあおり、それに立ち向かうように若者を前に押すみたいな話だ。

たぶん伊坂幸太郎はそういうツールとしての物語を模索中。

そしてあいかわらず終わりのようで終わりでない物語になっているあたりもいつもの事。これって全部物語がどっかで繋がっているって事だったろうか?終末のフールの後で全部終わりとか?どうなのだ。

|

« 土肥 志穂 人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか | トップページ | 新堂 冬樹 毒蟲vs.溝鼠 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/9582/10844690

この記事へのトラックバック一覧です: 伊坂 幸太郎  魔王:

« 土肥 志穂 人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか | トップページ | 新堂 冬樹 毒蟲vs.溝鼠 »