チーム・バチスタの栄光 海堂 尊
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映画化とかで話題のチーム・バチスタの栄光を読んだ。
高学歴ワーキングプアを読んだ所だったので、大学病院の序列とか、講師とまりとかの立場の悲哀が解りやすくて読めたという所もあり、楽しめた。
心臓移植待ちの人に副因をなす、バチスタ手術というのがあって、心臓疾患の一部で、自分の心臓の一部を切除することで、心臓移植しなくても直すという手術のことだそうな。
で、一端心臓を殺して人工心臓で生命維持している間に心臓を再構築し、再接続して心臓を再起動するという、そういう手術のため、大変リスクが高く、成功率6割程度だということだ。
でもって、とある地方大学に28回連続成功という奇跡的な外科チームがあり、それが人呼んでチームバチスタ、しかし突然3回の失敗に見舞われる。
主人公の窓際心療内科医は、院長から依頼を受け、おウザーバートしてこの失敗が事故なのか、偶然なのか、殺人なのかを調べる事にって話
まぁ濃密な人間ドラマは一部しらこくもあるが、なかなか面白かった。
途中出てくる厚生省の役人はちょっときもかったなぁ。あれが榎津探偵なら面白かったろうに
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