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2007.08.11

夜明けの街で  東野 圭吾

リンク: Amazon.co.jp: 夜明けの街で: 本: 東野 圭吾.

この本を読むと不倫恐るべしって思っちゃうよね。不倫について東野圭吾が紙に焼き付けるように綴った入魂の一作。
派遣社員の女の子、なにかわけありなその子に、特に印象もなくよき家庭人だった中間管理職の主人公が、ある日運命の出会いをして、ずるりずるりと地獄にはまっていく。
壮絶でした。

いやしかし不倫ってこわいわ。

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ユグドラジルの覇者  桂木 希

リンク: Amazon.co.jp: ユグドラジルの覇者: 本: 桂木 希.

ネット金融の覇権をめぐって吹き荒れるネット上の金融戦争。ってな話なのだが、まぁあまり面白くはなかった。こういうのはダン・ブラウンのパズル・パレスみたいな立体感のある作品を読んだ後では、ちと奥行きがないというか、ワンアイデアではきついって所かな。

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2007.08.10

啓示空間  アレステア レナルズ

リンク: Amazon.co.jp: 啓示空間: 本: アレステア レナルズ,Alastair Reynolds,中原 尚哉.

昔風に言えばワイドスクリーンバロック。長いので序盤はだれたが、中盤から結構面白くなり、楽しく読み終えた。

25世紀だかの宇宙。人類は亜光速船でいくつもの星系に植民しているような設定。過去にほろんだ異星文明の発掘をする学者と、夫婦で傭兵をやっているパートタイム暗殺者、そしてサイバネティックスに覆われた航宙族(船長が死にかけていて冷凍、3人の上級乗組員が権力を水面下で争っている)の3勢力が、運命に引き寄せられるように集い、失われた異星文明の謎に引きずり込まれるような話。

お互いに牽制しあうコンゲームみたいな楽しさがいいし、サイバーパンクでもあるし、ミステリ部分もあるし、宇宙の戦士風なミリタリー感もあるしで豪華絢爛でした。終盤息切れせずに畳み掛けるストーリーテリングには十分満足しました。

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2007.08.07

3way Waltz 五條 瑛

リンク: Amazon.co.jp: 3way Waltz (祥伝社文庫 こ 16-2): 本: 五條 瑛.

たぶん一連のシリーズの一冊にはあたるのだろう。インタビュワーの人がちょい役で出ていた。ただシリーズとは切れているみたいというか。番外編みたいなものかな?

ボーイング747墜落事件ってのは、つどつどネタに取り上げられるんだけど、大韓航空機撃墜とか、キム・ヒョンヒの大韓航空機爆破事件とかがあるが、こちらは日本航空123便の事件が、北朝鮮のテロだったかもってネタをベースに、その証拠をめぐって16年もたってから日本を右往左往するって話。

ちょっと暴れた感のあるストーリー展開だが、肉親への愛だとかもありいので面白くはあった。キャラクターもいい感じで、今までの中でもなかなかの出来では。ただまぁ、それで?感が最後にあったかな。だからどうしたという。やはりテロであろうがどうであろうが、死んだ人は戻りませんからねぇ。責任を取れとかいうのもちと違う気がするし。

なんかもっと背後にどす黒いものがあってもよかったのでは。

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ロング・グッドバイ: 本: レイモンド・チャンドラー,村上 春樹

リンク: Amazon.co.jp: ロング・グッドバイ: 本: レイモンド・チャンドラー,村上 春樹.

なんとなく再読したくなって読んでみた。たぶん5回くらいは読んだのだが、村上春樹になって何が違うかというと、特に思い当たるところはなかった。マーロウはあいかわらずマーロウだったし、ギムレットには早すぎたわけだ。

ということで、古典なのだが、まぁチャンドラーが、心理描写をせずに心理描写をにおわす、その心憎いまでの手腕に関して、攻めたんだろうなぁとはたまに考えたので、書いた(訳した)意義はあったのでは。

この格差社会においては、やはり日本は移民を受け入れてはどうだろうか?とまた改めて思ったしだい。

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