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2010.05.09

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 スティーグ・ラーソン

リンク: Amazon.co.jp: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上: スティーグ・ラーソン, ヘレンハルメ美穂, 岩澤雅利: 本.

みかげさん大絶賛の本書、図書館で予約する事数ヶ月、ようやくGW直前にゲットしたので読んでみた。

装丁的にシドニィシェルダン系なので、まぁ基本その路線で(すなわち女性読者を意識した、共感の持てる主人公)、また、かなり謎解きの部分もアグレッシブに深みのある構成で、まずミステリとして素晴らしい。そして、人物像も、実に微妙で面白い。
すなわち、主人公のリスベット・サランデルは、タトゥーやピアスだらけという外観と、その脅迫観点的な思考形態とはうらはらに、がしっと読者のハートをゲットする奇跡的な人物像なのである。

そしてフィンランド風?のエロスが素晴らしい(素晴らしいとか褒めていいのかためらわれる内容ではあるが)シドニィ・シェルダンとの最大の違いはここではなかろうか。基本、男の主人公はあらゆる女性登場人物と寝るし、女の主人公は純真無垢であるし。いはやは。

そしてストーリー展開が素晴らしい。クーンツもかくやというエンターテイメントものの王道的展開なのである。

そのうえ、作者が三部作を書いた後に亡くなっているというこの強烈な状況のインパクト。あぁなんともったいないことよ。

ということで、大絶賛で2と3を即購入しました。

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