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2011.10.31

デイヴィッド・ゴードン 「二流小説家」読了

いやいや、確かにこれは面白かった。しがない中年という言葉に自分を反映させちゃう今日この頃ですが、がんばる中年万歳的な個人的楽しみで増幅されている感も微妙にあるけども。それにしても飽きさせないつくりというか。

主人公の売れない小説家が、連続猟奇殺人犯の依頼で個人的小説を書く事と引き換えに、自白書?を書くための情報を提供するという、そういう任務を引き受けて、結果まぁ事件の謎解きをするという筋建てなのだが、どうしてどうして。小説家の書き綴る売れないながら変名で出している小説がブツブツと作中に掘り投げられているんだが、それらがスパイスになっているし、真犯人は誰か的面白さはあるし、微妙にエロ的要素で中年のハートを鷲掴みだしと、隙がなさ過ぎる。

最後まで面白く読めました。適当に身持ちがいいのも好感度高いかなぁ。実に微妙なキャラクター設定がよかったです。

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