七尾 与史 失踪トロピカル
他のコミカルな雰囲気と異なってシリアスにひたすら痛い作品でした。ここまで読んで、ドS刑事あたりが読み応え十分という感じに思えました。死亡フラグが立ちましたも面白いけどね。に
さて、バンコクで突然いなくなった恋人を探して、とんでもなくダークな世界に飛び込んで行くってな話。描写の凄みがあんまり感じられないのは、他を読んだ後だったからなのか、それとも本質的に作者が優しいからなのか。まぁ優しくはないわな。
バンコクという舞台で闇の世界を縦横無尽に引っ張りだす、そういう狙いは成功しているとは思いました。
単に痛いだけだと、それは読みたいものではないと思ってしまいますね。まぁそういう痛い本でした。
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